2009年– date –
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『人間の未来―ヘーゲル哲学と現代資本主義』
竹田青嗣 ほとんどの人に何の自慢にも聞こえないのだろうが、竹田青嗣の本はかなり読んでいます。 しかしながら、ここのところまともに本を読める能力をほとんど失っており、この本についてもきちんと読めたとは言いがたいものがあります。 ひとつ... -
『大人にはわからない日本文学史』
高橋源一郎 わかったことは明治から始まった近代日本文学というものが終わり、いままったく違う新しい時代が始まろうとしている、ということ。 新しい時代がどんなものになるのかはわからない。 文学についてのひとつの時代が終わるということは、... -
『代表的日本人』など
何冊か本を読みました。 ①松岡正剛『連塾・方法日本1神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く―』 ②保阪正康『若い人に語る戦争と日本人』 ③内村鑑三『代表的日本人』 ①は例によって松岡さんの博識ぶりに圧倒されます。 何と何とをつなぎ合わせれば新しい面...