ケビン・クルーズ 木村千里訳 パンローリング
読書やスポーツ、家族との団欒に使える 「自由な時間」毎日あと1時間、手に入るとしたら?起業家、億万長者、オリンピック選手、オールAの学生たち282人への独自の取材と調査研究によって明らかになった、生産性向上の究極の秘訣とは?
「1440分」とは1日24時間を分で換算したもの。
本書ではノート術やメール返信のわざ、会議を短くする方法などさまざまなTipsが書かれています。
興味深かったのは「ToDoリストをやめる」という章です。
ToDoリストの問題点として次の三つがあるといいます。
①数分しかかからない項目と1時間以上かかる項目が混在している
②重要なタスクよりも急ぎのタスクに安易に飛びつきやすくなること
③不必要なストレスを生むこと
その代わりにどうするか?
ToDoをスケジュールに組み込んでしまうことを多くの人が推奨しています。
「スケジュール表を使って、15分単位で一日の予定を組みなさい。面倒に聞こえるかもしれないが、これをやれば効率性に関しては95パーセンタイルに位置することができる。スケジュール表にないものは片づかない。スケジュール表に入っていれば嫌でも片づく。約束だけでなく、運動、電話、メールなどの予定も、この方法で管理するの だ」
「私は難しいことは考えず、あらゆることをスケジュールに入れる。ただそれだけのことだ。毎日やることはすべてスケジュールに入れる。ソーシャルメディア30分。メール45分。社外スタッフとの情報交換。じっくり考えて計画を練るための静かな時間。要するに、スケジュールに入れないことには何も片づかない」
留意点としては「重要なことはすべて、やる時間を決め、スケジュール表に入れておく(この手法を「タイムブロッキング」という」「重要な項目には一日のうちでできるだけ早い時間帯を割り当てる」「目標を取り下げない」のほか、「「タイムブロッキング」した予定は、診察の予定だと思って対処する」ことだそうです。
予約した歯医者なら時間調整などせずに、予定どおりに行きます。
仕事もそれと同じように対処しましょうね、ということ。
なるほどー。
現在、手帳を使わず「Things3」と「たすくま」というアプリ、それにiosのカレンダーでタスク管理をしています。
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「Things3」で単発的なタスクを、「たすくま」では主にルーティンワークを扱っています。
これからは毎朝「Things3」から「たすくま」にタスクを落とし込んで、タイムブロッキングをしていこうと思います。
今のところはタスクもなければ、誰からもじゃまが入ることもないのですが、来たるべき職場復帰に備えて。