先日読んだ佐々木典士さんの『ぼくたちは習慣で、できている』の中で、よい習慣をつけるためには日記をつけることが重要だ、と書かれています。
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佐々木さんが日記を続けられるようになったきっかけについて、こういっています。
ぼくが日記を続けられるようになったのは表三郎さんの『日記の魔力』を読んでからだ。表三郎さんは日記はまずもって、記録だと言っている。だから30年続けている日記にもグレープフルーツジュースを飲んだ、タバコを吸ったという毎日の事実が書いてある。エッセイに書くようなすてきな出来事は毎日起こるわけではないが、事実は毎日起こる。だから、最初は事実を書けばいい。何時に起きた、昼ごはんはアジフライ定食を食べた。こんなことでもあとから読み返せば、記憶も蘇って楽しい。
興味を持ったので、少し古い本ですがさっそく『日記の魔力』を読んでみました。
表三郎さんは当時の肩書きで「駿台予備学校講師」をされていました。
最近まで教壇に立たれていたようです。
表さんがいう日記の書き方は、事実を書くこと。
日記で内省してもしょうがない、といいます。
うまく書かなくてもいいが、具体的に文章で書くこと(単語の羅列にしない)。
時間や場所はきちんと書いておくこと。
しかし重要なことは、日記を「読む」ことだ、と表さんはいいます。
このように、私の場合は大きく分けて、自分の思想の管理と、仕事の管理、そして健康の管理と、三つの目的を持って定期的に日記を読み返し、今の生活に活かしている。
以前読んだゆうびんやさんの『日記のすすめ』でも、日記は読み返すことで自分のことがわかるようになる、ということが書かれていました。
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そして日記のメリットの多くは読み返すことで得られます。つまり日記を書くだけでなく、読み返すことで「書く→読み返す→効果がある→楽しい→書きたい→書く→読み返す→」と好循環が始まります。
そもそもゆうびんやさんも『日記の魔力』を読んでから日記のデジタル化に踏み切ったそうです。
『日記のすすめ』は『日記の魔力』の考え方を具体化し、日記のノウハウがていねいに書かれています。
私はだらだらと日記らしいものはつけていたのですが、読み返すのが少し難しい。
もういちど『日記のすすめ』を読み返しながら、読むための日記のしくみを考えることにします。
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