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僕らが毎日やっている最強の読み方──新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
池上彰 佐藤優 東洋経済新報社 毎月(毎週?)のように本を出しているお二人がどのように新聞、雑誌、ネット、書籍の各種のメディアをどのように読みこなしているかを具体的に解説してくれるという夢のような本。 お二人の本をすべて読んでいるわ... -
精選版 日本国語大辞典
今日熊山さんのブログを覗いたらこんな記事が書かれていた。 私はライターでもブロガーでもないが、すでに『大辞林』『角川類語辞典』のアプリをインストールしている。 はっきり言って活用はしていない。 辞書くらい持っていないとだめだよなあ、という気... -
『ゼロヴィル』
スティーヴ・エリクソン 柴田元幸訳 白水社 エリクソンの小説を読むのは久しぶり。 たぶん『Xのアーチ』以来かなあ。 (あらすじ) 映画が大好きな主人公ヴィカーはハリウッドで映画の仕事をしたくて、ペンシルヴェニアから出てくる。撮影のセット作りに... -
『知の仕事術』
池澤夏樹 集英社インターナショナル新書 「○○術」とか「××の方法」とかのタイトルの本に惹かれる。 この間、書店で『考えるということ-知的創造の方法』という本を見つけた。 タイトルだけでほとんど買いそうになったのですが、念のためさらさらと... -
『知的生き方教室』
中原昌也『知的生き方教室』を読んだ。 本を読みながら笑うということはほとんどない。 かつて『VOW』という本が宝島から出ていたが、それ以来だと思う。 全編面白すぎるんだが、いちばんくだらなすぎる箇所を長く引用します。 笑顔でお辞儀を... -
『33年後のなんとなくクリスタル』
田中康夫『33年後のなんとなくクリスタル』(河出書房新社)を読んだ。 『なんとなくクリスタル』(=「もとクリ」)は、おそらく話題になってしばらくしてから図書館で借りて読んだと思う。 当時の評判としては、軽佻浮薄な小説、みたいな感じが大勢... -
『3月のライオン』
今さらですが、『3月のライオン』(羽海野チカ 白泉社)を1巻から9巻まで読みました。 全然知らなかったのだけれど、尊敬する人がとても面白い、と言っていたので、試しにkindle版で1巻読んでみました。 読み始めて、自分が子供の頃将棋が好きだった... -
「須賀敦子の世界展」を見た
神奈川近代文学館で開催されている「須賀敦子の世界展」を見てきました。 須賀敦子が翻訳したタブッキ「インド夜想曲」を読んだのが最初の出会い。 そこからエッセイ「ミラノ霧の風景」「コルシア書店の仲間たち」と手に入れて、ぱらぱらと読んでいましたが... -
『古典を読んでみましょう』
橋本治さんの『古典を読んでみましょう』(ちくまプリマー新書)を読みました。 古文の授業が苦痛でした。 そのまま今に至って、読みたいと思いながらほとんど古典は読んでいません。 大きく二つのことが書いてあると思いました。 一つはなぜ古典を読んだ... -
『読書の技法』。ノート作りはむずかしい。
本を読んだら、おもしろかった、のような簡単な感想だけではなく、考えをもう少しまとめたおきたいなあ、と思います。 本棚を見るたび、かつて読んだはずの本について、自分でほとんど説明できないことにがっくりしているのです。 佐藤優さんは『読書の技...