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『イスラム教の論理』
飯山陽 新潮新書 昨年、ボコ・ハラムがナイジェリアの女子生徒200人以上を拉致したという事件があり、日本でも報道されました。 今年に入って、あるニュース番組が事件の続報を伝えていました。 ニュースの終わりに、キャスターは「ボコ・ハラムがなぜこ... -
『現代イスラーム思想の源流』
飯塚正人 山川出版社 先日読んだ『イスラーム思想を読みとく』は、近現代のイスラーム思想をてがかりに現在のイスラーム社会や政治を考える、よい本でした。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/islamshisowoyomitoku/"] いっぽう、本書はイスラー... -
『イスラーム思想を読みとく』
松山洋平 ちくま新書 ときおり、イスラム教(イスラーム)についての入門書を手に取ったりするのですが、途中で投げ出してしまいます。 一日五回拝むとか、豚を食べたらだめだとか、マホメット(ムハンマド)はずいぶん年上の奥さんをもらったとか、知っ... -
『宗教の見方 人はなぜ信じるのか』
宇都宮輝夫 勁草書房 本書は、大学生向けの宗教学の入門書として書かれました。 宇都宮さんは「まえがき」で「本書は非宗教的な態度で対象を考察し記述している」といいます。 対象とはもちろん「宗教」のことです。 「宗教」とはいったい何なのか?。 自... -
『悟らなくったって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門』
プラユキ・ナラテボー、魚川祐司 幻冬舎新書 『仏教思想のゼロポイント』を踏まえての対談です。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/2018-03-14-200623/"] プラユキ・ナラテボーさんは埼玉県生まれで、現在タイ・スカトー寺の副住職。 上智... -
『なぜ私たちは生きているのか シュタイナー人智学とキリスト教神学の対話』
佐藤優 高橋巌 平凡社新書 日本のシュタイナー研究の第一人者である高橋巌さんと神学の研究者でもある佐藤優さんの対談。 しれっと「シュタイナー研究の」と書いては見たものの、シュタイナーについてまったく予備知識がありません。 シュタイナー人... -
『仏教思想のゼロポイント 「悟り」とは何か』
魚川祐司 新潮社 『だから仏教は面白い』で基本的な考え方を押さえておくと、スムーズに読むことができます。 [blogcard url="https://madao-betsuo.com/2018-03-07-192211/"] ゴータマ・ブッダの教えは「異性とは目も合わせないニートになれ」という「非... -
『ゆるす 読むだけで心が晴れる仏教法話』
ウ・ジョーティカ 魚川祐司訳 新潮社 仏教を学ぶシリーズ。 世の中は「マインドフルネス」がはやっているようです。 というか、「マインドフルネス」ってなに。 『世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと』でもマインドフル... -
『だから仏教は面白い』
魚川祐司 今さら仏教を学ぼうシリーズ。 もともとは音声動画の形で配信された講義がもとなので読みやすいですが、私にとってはディープで刺激的な話ばかりです。 魚川さん(ニー仏)さんは1979年生まれ。 仏教の研究をされている方ですが、ご自分は... -
『本当の仏教を学ぶ一日講座 ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』
佐々木閑 NHK出版 橋爪大三郎さんと大澤真幸さんの『ゆかいな仏教』を少し読んでいたのだが、前提とされる知識が高すぎてついていけず。 [amazonjs asin="4905425573" locale="JP" title="ゆかいな仏教 (サンガ新書)"] 仏教の基礎の基礎を学ぶため...
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