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『室内生活 スローで過剰な読書論』楠木健
楠木さんの『戦略読書日記』を書店で手に取り、立ち読みしたことがありました。 かなりおもしろそうだと思ったのに、なぜか購入しませんでした。 なぜだろう。 よくわからん。 それ以来、楠木さんのことはすっかり忘れていたのですが、Amazo... -
『本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術』
小飼弾さんは、一日10冊の本を読む読書の達人です。 この本には、達人らしい名言が散りばめられています。 「本とは他人の考えを読むものだ」と思っている人が大半でしょう。でも実は本を読むことで何が読めるかといえば、自分自身なのです。 「本は自分の... -
『楽な読書』
古屋美登里 BURRN!叢書 単なる「読書感想文」あるいは「読書報告文」から脱け出すためにどうすればいいか。 書評をもっと読んでみよう、と考えました。 書評というと新聞か「週刊文春」に掲載されているものしか読んでいません。 あ、もちろん「シミルボ... -
『読書の価値』
森博嗣 NHK出版新書 本をなかなか読めない時期には、本を読みたくなる本を読むことにしましょう。 小説家の森さんがどのような読書をしているのか?気になります。 森さんは本というのは、人とほぼ同じだといいます。 「本に出会うことは、人に出会うこと... -
『池澤夏樹、文学全集を編む』
河出書房新社 池澤夏樹さんが編集に携わった河出書房新社の『世界文学全集』と『日本文学全集』は、『源氏物語』の中巻、下巻の刊行をもって完結します。 この本は、その全集発行の裏話や、関係した作家、翻訳者の方々のエッセイ、対談、講演などが... -
『正しい本の読み方』
橋爪大三郎 講談社現代新書 ハウツー本が自分で思っているよりも好きなのです。 特に本についてのハウツー本は大好物。 あの橋爪大三郎さんが書いたこんなストレートなタイトルなので思わず買ってしまいました。 口述筆記のような文体で、さらさら... -
精選版 日本国語大辞典
今日熊山さんのブログを覗いたらこんな記事が書かれていた。 私はライターでもブロガーでもないが、すでに『大辞林』『角川類語辞典』のアプリをインストールしている。 はっきり言って活用はしていない。 辞書くらい持っていないとだめだよなあ、という気... -
『読書の技法』。ノート作りはむずかしい。
本を読んだら、おもしろかった、のような簡単な感想だけではなく、考えをもう少しまとめたおきたいなあ、と思います。 本棚を見るたび、かつて読んだはずの本について、自分でほとんど説明できないことにがっくりしているのです。 佐藤優さんは『読書の技... -
『SFはこれを読め!』
谷岡一郎 (ちくまプリマー新書) そのタイトルどおりSF必読書のブックガイド。 三人の会話の形式で、いくつかのテーマごとにSFが紹介されていきます。 読みやすくて一時間足らずで読めます。 本の面白さを伝えようとしてくれるのに加えて、その小... -
『多読術』
松岡正剛 松岡正剛が好きだし、本の読み方の指南書みたいなものも好きなので早速読んだ。 編集者を聞き手として松岡さんが語る形式。 本をそんなにありがたいものと思ってたてまつる必要はない。 毎日食べる食事みたいなもので、気分によって食べた...
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