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『仕事日記をつけよう』
海保博之 WAVE出版 日記について、常日頃からいろいろ考えています。 先日、日記を書くツールを「DayOne」にやっと固めたところです。 https://madao-betsuo.com/dayonetwodiary/ 『日記のすすめ』『日記の魔力』といった本を読み、日記は... -
『セトウツミ』
此元和津也 少年チャンピオンコミックス マンガ好きの方からすれば、今さらかよという感じかと思います。 私の情報収集能力は、昭和の室内テレビアンテナのレベルしかないのです。 先日「Monograph」さんで紹介されていて初めて知りました。 https://numb... -
『アナキズム入門』
森元斎(もとなお) ちくま新書 最近よく読んでいる、アナキスト栗原康さんの流れで読んでみることにしました。 アナキズムとは何か。 森さんは、鶴見俊輔の次のような定義を引きます。 「アナキズムは、権力による強制なしに人間が互いに助けあっ... -
『この椅子が一番! 椅子に関わる専門家100人が本音で選んだシーン別ベストな椅子とは…』
ここ数年、腰がどよーんと痛い。 加齢によるものです。 この一年くらいはパーキンソン病の影響で歩行時の足のバランスが悪いこともあって、特に右腰がつらい。 もうすぐオフィス(そんなすてきな場所ではないが)で、ずっと椅子に座り続けることになります... -
『死してなお踊れ 一遍上人伝』
栗原康 河出書房新社 アナキストの栗原さんが書いた、一遍上人についての伝記です。 一遍は鎌倉時代の僧侶。 「踊り念仏」でおなじみです。 栗原さんのいつもの超高速の文体で、一遍を現代人として描きます。 一遍は日本中を旅し続けました。 念仏さえ唱... -
『仕事のスピードを上げながら質を高める 最強のライフハック100』
小山龍介 SBクリエイティブ 「ライフハック」とか「仕事のスピードを上げる」といった言葉にひどく弱い私。 仕事もしていないのに。 こういう類の本が好きなのは、仕事ができない劣等感の裏返しだと思う。 読んでもなかなかそのとおりにできないと... -
『「右翼」の戦後史』
安田浩一 講談社現代新書 「右翼」といわれても、漠然としたイメージしか持っていません。 私が思いつくのは「街宣車」とか「ヘイトスピーチ」。 あとは三島由紀夫。 この本を読むと、世代によって右翼のイメージがかなり違うのかもしれないと思うように... -
『伝わるシンプル文章術』
飯間浩明 ディスカヴァー・トゥエンティワン https://digital.asahi.com/articles/ASL8P6295L8PUPQJ00B.html?rm=1571 先日、Twitterで朝日新聞のこのような記事が回ってきました(こういう場合「Retweetを見た」というのが正しいのでしょうけれど... -
『新しい左翼入門 相克の運動史は超えられるか』
松尾匡 講談社現代新書 タイトルと著者だけで読み始めたので、リベラルな経済学(そんなものがあるのかわからないけど)の話が書かれているのかな、と勝手に思い込んでいたのだが、違った。 https://madao-betsuo.com/sorosorosahawakeizaiwokataro/ 明治... -
『何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成』
栗原康 角川書店 難しそうなタイトルだけれど『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』の語り口がパワーアップされた、アナキズムの入門書です。 https://madao-betsuo.com/muranihiwotsukehakuchininareitonoeden/ 「権力は今やこの世界のインフラのう...