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『脳と仮想』を読んでみた
『脳と仮想』茂木健一郎 池谷裕二の本のように、脳と身体と心についての新しい知見が書かれている本だと思ったのだが、むしろ哲学的なエッセイだった。 ここのところずっと読んでいる本は、考えてみると「心」とか「他人」「他者」についてのもので、この... -
『いま私たちが考えるべきこと』を読んで考える
『いま私たちが考えるべきこと』橋本治 橋本治は私にとっては信用すべき作家(評論家)のひとりであって、基本的に文庫、新書が出たら読むようにしている。 この本も新潮文庫から出ていてすぐ買って読んだ。 で、信用すべきと言っても決して橋本治は何かを... -
『現代小説のレッスン』で考えたことつづき。
『現代小説のレッスン』のつづき。 今まで考えてきたことは、どうして小説とそれ以外の散文(批評とか評論とか思想の本とか・・・)は書き分けられなければならないのだろうか、ということだった。 それはフィクションとノンフィクションの違いだ、という... -
『現代小説のレッスン』を読んだ
『現代小説のレッスン』石川忠司 この本はすでに出た当初(一年半くらい前?)に読んでいたはずだった。 だけどあまり記憶がない。 だいたい読み方が適当なんだけど、石川忠司自体をほとんど知らなかったので、大したことのないやつと勝手に決めつけてぱら... -
『極太!!思想家列伝』を読んだ
読んだ本 『極太!!思想家列伝』石川忠司 ちくま文庫 本を読みたくなる評論。 ぐいぐい来ました。 評論の対象となっていた中で私が知らない(読んだことがない)もので、読みたくなったのは ・ゴーゴリ『狂人日記』 ・井伏鱒二『へんろう宿』『掛持ち』『...
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